CMCセミナー富山
最新の研究成果、取り組み事例のご紹介を通じて革新的な新薬、ジェネリック医薬品等の開発を推進
この度、国内最大の医薬品開発展「CPhI Japan」を主催するUBMジャパン株式会社は国内を代表する数多くの製薬企業の研究・開発・製造拠点が立地する富山にて、『CMCセミナー』を開催することを決定いたしました。
当セミナーは、富山地域において原薬、製剤開発に従事する研究開発者を主な対象とし、最新の研究成果や技術動向を学んでいただくことを通じて、有効性や安全性に優れた医薬品開発を促進することを目的として開催いたします。
名 称: CMCセミナー富山 2019
日 程: 2019年10月24日(木) 13:00-16:45 (1セッション単位の受講形式 / 複数申込可)
会 場: タワー111(3F) スカイホール(〒930-0856 富山県富山市牛島新町5) <アクセスはこちら>
*ホール近くに数か所の民間駐車場がございます。(有料)
参加対象: 原薬、中間体、製剤の研究、開発、製造部門
参加料金: 無料(事前登録制)
席 数: 100
主 催: UBMジャパン株式会社
後 援: 一般社団法人 富山薬業連合会、化学工業日報社
協 賛 | ![]() | ![]() |
セミナープログラム [無料・事前登録制]
当セミナーは1セッション単位でのお申込となります。(複数セッションの申込も可)
ご希望のセッションにチェックを付けて、下段のお客様情報のご入力をいただき、『送信ボタン』を押してください。
お申し込み後、すぐにご登録のメールアドレス宛に「お申し込み完了メール」が届きます。
万一、メールが届かない場合は事務局( Email: [email protected] )までお問い合わせ下さい。
【CT-1】 13:00 - 13:45 | 省エネルギー・少廃棄物を意識した新しい有機合成プロセスの開発 |
Pd/C触媒的接触還元反応は、固体の還元性基質とPd/Cを水素雰囲気下に放置するだけの「無溶媒」で効率良く進行する。同様に、固体芳香族ハライド、固体芳香族ボロン酸、Na2CO3とPd/Cを組み合わせた鈴木-宮浦カップリング反応も、無溶媒で固体を混合するのみで容易に進行する。これらは常識を覆す結果であるが、同様の概念は固体触媒カートリッジを一度通過する間に反応を完結させる「連続フロー反応」にも共通する。 現在取り組んでいる「無溶媒固体混合反応」と「固体触媒的連続フロー反応」の概略を説明しそのプロセス化学的意義を考察する。 | |
岐阜薬科大学 教授 佐治木 弘尚 氏 | |
【CT-2】 14:00 - 14:45 | 高砂香料工業における連続製造設備を用いた医薬中間体製造の実例 |
高砂香料工業では、2013年に気液反応を得意とするPFR(Pipe Flow Reactor)導入以降、連続液・液抽出装置、iSTR(Intermittent Stirred Tank Reactor)、CSTR(Continuous Stirred Tank Reactor)の導入を進め、4案件のバリデーション製造を含む6案件のトンスケール製造を行って来ました。本講演では、バリデーション製造を行ったいくつかの実例について、ご紹介させて頂きます。 | |
高砂香料工業株式会社 | |
【CT-3】 15:00 - 15:45 | 製剤開発における高品質とコスト競争力とは? |
医薬品開発の初期段階から承認申請・上市に至るまでの道のりは長く、開発ステージの各段階に応じて様々なCMC業務が発生する。 その過程で、機能、品質、スピード、コストといった、時にトレードオフの関係に成り得る要因の適切なバランスを取ることが求められる。 本講演では、高品質、コスト競争力を併せ持つ製剤開発の一例を紹介する。 | |
スペラファーマ株式会社 製剤技術研究本部 主席研究員 倉沢 卓 氏 | |
【CT-4】 16:00 - 16:45 | 製剤の連続生産の現状と将来 |
連続生産に関しては海外で先行し、複数品目の承認・販売・申請が進んでいますが、日本では製剤輸入で1品目が承認されているのみである。各種学会等で多くの話題が取り上げられているが、日本企業での導入はあまり進んでいない状況である。本講演では連続生産の現状と将来について紹介させていただきます。 | |
シミックCMO(株)執行役員 技術開発部長 |